構造・設備

耐震・耐久性能 建物がその価値を永く保つこと

耐久性の高いコンクリートを使用

一般的なマンションの躯体(柱・梁・床など)では1m2あたりの強度が約21N/mm2のコンクリートが使われています。しかし、レジデンシャル平和町医学部通りでは1m2あたり約24N/mm2以上の耐久性の高いコンクリートを標準採用しています。また、当社の基準では、配合する水の割合を減らすために、高性能AE減水剤等を用いることとし、コンクリートの強度を保ち、ひび割れを発生しにくいよう配慮しています。

ひび割れを抑制する開口部補強

窓や出入口などの開口部は、局部的な強度を高め、地震時などに発生するひび割れを防止するために、隅角部に開口補強筋、メッシュ筋を施しています。腰壁、垂れ壁、袖壁部分には必要に応じて耐震スリットを設け地震の際、柱に対して悪影響が及ばないよう対策を講じています。

対震ドア

玄関ドア枠と玄関ドアの間にクリアランス(隙間)を設け、地震時の玄関ドアの変形に対処する対震枠付玄関ドアを採用。地震で万一ドア枠が変形してもドアが開くように設計されています。

キッチン吊戸棚に対震ラッチを採用

地震発生時の2次災害で多いのが、キッチン収納から落ちて割れた食器類でけがをすることです。これを防ぐため吊戸棚には対震ラッチを採用し、地震のゆれを感知すると扉が開かないシステムを採用しています。

コンクリート基準

■一般的なマンション
1㎡当たりの強度が約21N/mm2のコンクリート

■レジデンシャル平和町医学部通り
1m2当たりの強度が
約24N/mm2以上のコンクリート

排水堅管の流水音への配慮

排水時の流水音を低減するため芦塚不動産では排水堅管が居室に面するパイプスペースの壁下地をプラスターボード二重貼りとしています。

安全な暮らしを守る“ダブル配筋”の壁構造

外壁は鉄筋を二重に組み上げた配筋(ダブル配筋)にしています。シングル配筋に比べて壁厚も増し、高い構造強度を得ることが可能となります。

  • コンクリートの耐久性
    強度を確認する圧縮強度試験

    コンクリート技士による管理のもとで配合され、現場で打設されたコンクリートの一部を、サンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、想定した以上の強度があることを確認しています。

  • 外壁の耐久性
    タイルの施工も引っ張り試験でしっかりチェック

    貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないように、接着力試験機で引っ張り試験を行ってチェックしています。

    ひび割れを生じにくくする誘発目地

    外壁の要所に誘発目地を設け、ひび割れ防止対策を施しています。誘発目地で、外壁の伸縮を吸収することにより、その他の部分でひび割れを生じにくくする工夫です。

    タイルはコンクリートのガードにひと役

    外壁のタイルは、美観を演出するだけでなく、コンクリートの耐久性を高める役割も担っています。コンクリートは、風雨にさらされると化学反応を起こし、中の鉄筋が錆びてしまう恐れがあります。これを磁器質タイルや吹き付けタイルなどによりしっかりと守っているのです。

徹底した地盤調査、建物をしっかり支える場所打ち杭・耐震・耐久性能 安全なくらしのために

安定した地盤&杭基礎

杭は耐震・耐久性に優れ、大きな支持力が得られる場所打ち杭としました。綿密な地質調査のもと、支持層となる地盤を決定し、杭を打設していきます。

コンクリートへのこだわり

例えば、コンクリートの中性化をなるべく抑制するために、水・セメント比について、約55%以下としています。また、コンクリート中の水分量を減らすために高性能AE減水剤を配合しています。鉄筋の酸化を防ぐためにも、コンクリートのかぶり厚さを建築基準法で定められた基準より10mm厚くしています。風雨にさらされやすい外壁はタイル貼りまたは吹付タイルとし躯体の中性化を遅らせます。建物の長寿命化を計りライフサイクルコストを削減することによりCO2排出量の低減という効果も得られます。

コンクリート強度100N/mm2とは?
N(ニュートン)とは、質量の単位で1N=1/9.81kgに当たります。100N/mm2とは1m2あたり約10,000トンの圧縮に耐える強度を意味しています。

コンクリートの強度
粘り強さをアップする配筋方法

最大30N/mm2の圧縮強度のコンクリートを採用。建物の自重と地震の揺れに耐えるよう、構造躯体のコンクリートは、国土交通大臣認定仕様の設計基準強度を満たす、24~30N/mm2の荷重に耐えるコンクリートを採用しています。

二重床工法・耐久性フローリング クオリティーへのこだわり

二重床・二重天井
遮音性に配慮した二重床構造
床スラブ厚は約200mm

床構造は遮音性を考慮し、スラブ厚200mm以上を確保。コンクリート床に直接フローリングなどの仕上材を貼るのではなく、床全体を浮かせ吸音材により床衝撃音を吸収する二重床構造としています。遮音性に配慮しており、断熱性・防湿性・歩行感の向上にも寄与しています。また電気配線は天井スラブと天井の間に空間を設けた二重天井内に納めており、直床工法に比べ、将来的なリフォームの自由度が高く、配管等のメンテナンス性に優れています。

  • 遮音性に配慮

    二重床は実生活において発生する頻度の高い生活騒音に対する遮音性能に優れています。
    ※上階で走ったり跳ねたりした場合の騒音は発生します。

  • 歩行感に優れる

    本来の剛質性と適度な弾力性を持ち、快適な歩行感があります。直貼り床に比べ過度なソフト感や底付き感がありません。

  • 可変性に優れる

    床下に空間があるため、直貼り工法のようにコンクリート埋め込み配管になっておりません。配管メンテナンス性の向上と共に、将来のリフォームなど間取りの可変性も高めました。

  • ロングフレッシュ→美しさが長持ち

    天然木・突き板フロアと比較にならない耐久性を発揮します。直射日光や熱・湿度による劣化や変退色、クラックを抑制し、しかも耐摩耗性にも優れているため、美しさを保ちます。

  • イージーメンテナンス

    頑固な汚れも拭き取りやすく、お掃除が簡単。お手入れもしやすいノンワックスタイプの床材用シートです。しかも、水や酸、アンモニアにも強いので、キッチンや洗面所にもお使いいただけます。

ページ上部へ

Copyright(c)Ashizuka Real Estate Development Co., LTD. All Rights Reserved.